こんにちはTSURIPLEXのSです。
船釣りで長い仕掛けを準備する時や魚を取り込む両手を使いたい作業をするために必要になるロッドホルダーですが、サイズや形状がメーカーごとに違うのでどれを選べばいいか迷うところで、価格も安めのロッド一本ぐらいするのでしっかり選びたいものです。
値段も結構するし失敗したくないな…。
- 掛け交換や餌付けを両手を使える
- 魚を取り込み針を外すなどの作業を手返し良く行える
- ロッドホルダーにロッドを固定して置き竿にして釣りができる
そこで乗合船でも使用者をよく見かけて私も使っているロッドホルダー ダイワ ライトホルダー160CHを1シーズンいろいろな釣りで使ってみたのでレビューしていきます。
ダイワのライトホルダー160CHは一言でいうと宮城の釣りでとても使いやすいロッドホルダーです。
泳がせ釣りのヒラメ、沖メバル、黒メバルと宮城で人気の釣りもので使用しましたが、特にロッドホルダーに固定、取り外しの動作が瞬時に行える設計と、取り付け部分のコンパクトさ頑丈さともに高レベルで欠点がなく、長く使い続けられるアイテムだと思っています。
- 固定、取り外しの一日に何度もする動作がスムーズ
- 取り付け部がコンパクトで釣りの邪魔にならない
- 使いやすさ、丈夫さともに高レベルで長く使える
- 宮城の釣り船(ヒラメ、沖メバル、黒メバル)で使用したが、取り付け出来ない船はなかった
この記事を読んでいただくとロッドホルダーに求める機能や使いやすさの目安が分かります。
■ 「ライトホルダー160CH」とは?

ダイワがリリースする小型船〜中型船対応のロッドホルダー(竿受け)で、取り付けが簡単、しかも軽量&コンパクト。
製品名:ライトホルダー160CH
対応ロッド:船釣り用の手持ち〜置き竿対応
特徴:取り外しが簡単・角度調整が自在・対応範囲が広い
この「160CH」は、多くの遊漁船や個人船でも使用されており、特にヒラメ釣りや沖メバル、根魚狙いの船釣りで絶大な効果を発揮します。
ロッドを取り付けた状態での可動範囲が広いため魚を取り込む際ロッドホルダーに固定したまま取り込めるのでタモ入れ、針外し、仕掛け再投入の流れがスムーズで手返し良く釣り下出来るのがポイントです。
またロッドを取り外す時もワンタッチで外せるのでムダがなく、この使いやすさが多くの釣り人に採用される理由だと思います。
ヒラメ・沖メバルなど“仕掛けの長い釣り”にロッドホルダーは必須!
船からのヒラメ釣りやメバル釣りでは、全長3mにもなる長い仕掛けや、活き餌を使うケースがほとんど。
そのためロッドホルダーは必須装備でほとんどの釣り客はロッドホルダーを持参しています。用意できなければ釣り船によってはレンタルもありますが、とにかくロッドホルダーがなければ釣りになりません。
- 片手でロッドを簡単にホルダーへセット
- 仕掛けの準備や餌の交換を安全かつスムーズに
- ロッドが倒れるリスクをゼロに近づけられる
と、圧倒的に作業効率が上がります。
特に活イワシを扱うヒラメ釣りでは、仕掛けが絡んだり、竿を倒したりといった“事故”が減るのは非常に大きなメリットです。
ロッドホルダーはロッドやリールと同じくらい必要な道具です。
ライトホルダー160CH当て木があれば、ほとんどの船に装着可能
「自分が乗る船に取り付けられるか?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
結論から言うと、このライトホルダー160CHは、ほとんどの船で使用可能です。なぜなら…
- 付属のクランプが調整式で、船縁の厚みに応じて固定できる
- 船に直接取り付けられない場合も、「当て木(板切れ1枚)」を使えば対応可能
遊漁船によっては、船縁が丸みを帯びていたり、固定できるスペースが限られていたりしますが、当て木を介することでしっかりと水平・垂直に取り付けができるのは嬉しいポイント。
実際、筆者もさまざまな宮城県内の遊漁船で使用していますが、今のところ「取り付けできなかった船」は1隻もありません。
当て木はライトホルダー160に付属してきますが、加えて3~5㎝厚分の当て木を用意すれば安心です。
脱着がスムーズで“釣りに集中できる”
ライトホルダー160CHは、竿の脱着がワンタッチでスムーズです。
ホルダー部分にはロックレバーが付いており、ワンタッチでロッドを抜き取ることが可能。
魚が食った瞬間、サッと竿を取り外して即アワセ可能。この一連の流れがとてもスムーズ。
また、ホルダーの角度も自由に調整できるため、
- 船の形状に合わせた角度で設置
- ロッドティップが水面を向かないよう調整
- 潮流の方向に合わせた“誘い”がしやすい
といった細かな使い勝手にも対応できます。
この「ストレスのなさ」が、長時間の船釣りでの集中力を保ってくれるのです。
置き竿でも釣れる!ホルダーが“アタリ待ちの味方”に
特にヒラメや沖メバル、根魚狙いでは「置き竿で待つ」シーンも多くなります。
そんなとき、ライトホルダーが大活躍。
実際、筆者の経験でも…
- サビキ仕掛けを投入 → ホルダーで置き竿にしてアタリ待ち → 5連掛け成功!
- 活イワシを泳がせて放置 → ヒラメが食って竿先がギュン!
といった、「ホルダーに置いている間に釣れる」というケースは何度もあります。
ルアー釣りのプロの言葉で「みんなルアーを動かしすぎる、ほとんどアクションさせていなくても十分釣れる」という言葉を聞いたことがあります(誰が言ってたかは忘れました)。あえて置き竿を試すのも一つの戦略かもしれません。
自分が休んでいるとき、飲み物を飲んでいるときでも、ロッドは仕事をしてくれる——
そんな心強いパートナーが、このライトホルダーです。
ルアー釣りの場合
一点だけ注意点を挙げるとすれば、「ルアー釣りではあまり出番がない」という点。
青物ジギングや、タチウオ、イカメタルといったアクティブに誘う釣りでは、竿を手持ちするのが基本なので、ホルダーを使う機会は少ないです。またライトホルダー160タイプのロッドホルダーの場合ロッドにクランプヘッドを取り付ける必要があるので、ロッドアクションが必要なルアー釣りには向きません。
またルアーによって数本のタックルを切り替えて使う場合があるためクランプヘッドを付け替える手間を考えると、ルアー、ジギングの場合はロッド本体を差し込む(ホールドする)タイプのロッドホルダーを使用するのがおすすめです。
ルアージギング全般(ロッドにクランプヘッドを取り付ける必要があるため)
■ 総評|船釣りに“必ず持っていく道具”の一つに

ダイワ ライトホルダー160CHは、仕掛けや餌を使う船釣りジャンルにおいては必携と言っていいほど便利なアイテムです。
- 餌釣りの効率が格段に上がる
- トラブルが減る
- 釣りに集中できる
- 置き竿でも魚が釣れる
そしてなにより、“疲れにくくなる”。
長時間の釣行では、このメリットは非常に大きいです。
価格も1万円前後と高すぎず、耐久性も十分。
私はロッドホルダーを買い換えたり、買い足す場面があったとしてまたダイワのライトホルダー160を選ぶと思います。
船釣りではポイントを熟知した船頭さんが釣れるポイントに連れて行ってくれるので、時合、チャンスとなる時間が必ず来ます。そんなときに「手返し良く快適に釣りをすること」が釣果アップの鍵になります。そういう意味ではいいロッドやいいリールよりも釣りを快適にしてくれるライトホルダー160のような道具が大切なのかもしれませんね。
コメント