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釣り歴は宮城でルアーをメインに10年以上!
船釣りにもはまってます!

サーフが荒れて釣りにならないなら河口のフラットフィッシュゲームもおすすめ

こんにちは、TSURIPLEXのSです。

サーフからのフラットフィッシュゲームは、多くのアングラーにとって大きな楽しみのひとつ。
しかし、自然相手の釣りでは「今日は絶好のサーフ日和!」というわけにはいかず、時には高波や濁りで釣りにならない日も少なくありません。

そんな時の“逃げ場”としておすすめしたいのが、河口でのフラットフィッシュゲームです。
特に宮城のように大きな河川が多いエリアでは、サーフが荒れている日でも河口でなら釣りが成立することがあります。

この記事では、河口フラットフィッシュの魅力・狙い方・タックル・宮城のおすすめ河口ポイントについて詳しく解説します。

これまでサーフが荒れて釣りにならない!という状況に幾度となく出くわしてきました。そんな時河口で釣れたことも多いので紹介します!


目次

サーフが荒れても河口なら釣りが成立する理由

サーフが大荒れだと、強い波と風でルアーをコントロールできず、魚が居てもアタリを取ることすら困難です。
サーフの地形が変わったり底荒れすると釣りにならない状況が長く続く場合もあります。

しかし、河口は川の流れが海に流れ込む場所。地形的に波が直接入り込みにくいエリアがあり、荒れた海でも比較的落ち着いた水面が保たれることがあります。

さらに、河川河口域は栄養が豊富でプランクトンが発生しやすく水中のベイト(ハゼ、イナッコ、ボラ稚魚など)が溜まりやすいため、フラットフィッシュの好ポイントになりやすいのです。
また、フラットフィッシュゲームのメインターゲットになるヒラメ、マゴチは海水と真水が混じりあう汽水域でも良く釣れるため河口域は好ポイントです。

つまり、サーフがダメでも「河口ならチャンスが残っている」ということ。
実際、筆者も何度も「サーフ中止 → 河口へ移動」で釣果を出した経験があります。


河口フラットフィッシュの狙い方は「流芯」

河口での一番の狙いどころは、流芯(本流の流れ)です。
流芯には流れに乗ったベイトが集まりやすく、フィッシュイーターが待ち構えています。

狙い方のポイント

  1. 流芯と岸際の境目を狙う
     河口域のフラットフィッシュは流心のボトムで流れて来るベイトを待ち構えいるイメージが強いです。流心やブレイクラインについているいる魚を狙いましょう。
  2. 時間帯は下げ潮が有利
     下げ潮に乗ってベイトが流れてくるため、魚が動きやすい。また水深が下がっていくと流心に近づけるので好条件となる。ただ安全マージンを十分持って行動するのが大切です。
  3. ボトム付近を丁寧に探る
     ヒラメ・マゴチは基本的に底にいるため、メタルジグやシンペンを流れに乗せながら底を取るイメージが有効。

サーフのように広く投げて探るより、ピンポイントで流れを意識して探るのが河口ゲームのコツです。


タックルはサーフ用でOK

「河口用に特別なタックルを揃える必要はあるの?」
答えは NO です。

サーフで使っているタックルそのままで問題ありません。

タックル例

出典 https://tackledb.uosoku.com/generator
  • ロッド:9.6ft〜11ftクラスのシーバス・サーフロッド
  • リール:3000〜4000番スピニング
  • ライン:PE1〜1.2号 + フロロリーダー20〜25lb
  • ルアー:メタルジグ20〜40g、シンキングペンシル、ワーム+ジグヘッド

サーフと同じセッティングで挑めるため、気軽に移動して河口へ入れるのが魅力です。
唯一注意したいのは、根掛かり
河口は沈みテトラや流木が沈んでいたりと根がかりが多い場合があり、サーフよりもルアーロスト率は高めです。
いきなりボトムを攻めずに徐々にレンジを刻んでいくのがいいでしょう。


河口のフラットフィッシュはゲストも熱い

河口ゲームの醍醐味は、ターゲットの幅広さ
ヒラメ・マゴチといった本命に加え、シーバスの回遊に出会えることもあります。

特に宮城の河口はシーバスの魚影が濃く、思わぬ大物が掛かることも珍しくありません。
思わぬゲストとのファイトが楽しめるのも魅力です。

「サーフが荒れて今日はダメだな…」と諦めて帰るより、河口で竿を出せば新しい魚種との出会いも期待できます。


宮城のおすすめ河口フラットポイント

宮城県内で特にフラットフィッシュゲームに実績のある河口を挙げると、代表的なのは以下の2つです。

1. 北上川河口(石巻市周辺)

宮城最大の一級ポイント。
広大な流域から流れてくるベイトが集まり、ヒラメ・マゴチの魚影はもちろん、シーバスのメッカとしても有名です。
サーフが荒れても北上川河口内は比較的釣りやすいことが多く、釣り人の避難先としても人気。

2. 阿武隈川河口(亘理町〜山元町)

こちらも東北を代表する大河川。
河口部は砂地が広がり、フラットフィッシュの実績が高いポイントです。
下げ潮のタイミングでは流れに乗ったベイトを追って魚が活性化することが多く、河口フラットの王道スポットといえます。

いずれの河口も広大な地形のため、潮の流れやベイトの動きをよく観察しながら立ち位置を決めることが釣果につながります。

阿武隈川の釣行記事はこちら


安全面にも注意を

最後に忘れてはいけないのが安全対策です。
河口は流れが強く足場が不安定な場所も多いため、必ずライフジャケットを着用し、立ち込み過ぎないことが大切です。
特に増水時は無理をせず、安全第一で釣行しましょう。


まとめ

  • サーフが荒れて釣りにならなくても、河口ならフラットフィッシュゲームが成立することが多い。
  • 狙うべきは 流芯や流れのヨレ。ベイトが集まる場所を意識する。
  • タックルはサーフ用でOK。ルアーロスト対策に予備を持参すると安心。
  • 本命のヒラメ・マゴチに加え、シーバスやチヌなど嬉しいゲストも狙える。
  • 宮城のおすすめ河口は 北上川河口・阿武隈川河口

「今日はサーフが荒れてダメか…」と諦める前に、河口という選択肢を思い出してください。
思わぬ一枚が待っているかもしれませんよ。

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この記事を書いた人

宮城でメバル釣りからルアーフィッシングにはまり10年以上が経ちました。
サーフ、シーバス、オフショアなどシーズンごとにいろいろな釣りを楽しんでいます。
このブログでは実釣記事をメインに釣り関連の記事を投稿しています!

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