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【レビュー】ダイワ ヴァデル SJ 63B-3を宮城ジギングで使ってみた感想まとめ

こんにちはTSURIPULEXのSです。

私はコスパの良い釣り具が好きで「限られた予算でできるだけいい道具を!」と常々考えて道具選びをしているんですが、この記事では私が推しているコスパ最高の万能ジギングロッド【ダイワ ヴァデル SJ63B-3】を紹介したいと思います。

オフショアジギングを始めたばかりの方や、万能ロッドを探している中級者にもおすすめできるのが、ダイワの『ヴァデル SJ 63B-3』。今回は、宮城県のタチウオジギングおよび真鱈(マダラ)ジギングで実際に使用してみたレビューをお届けします。


目次

■ ロッドの基本スペックと対象魚

ダイワ『ヴァデル SJ 63B-3』は、ライトジギング〜ミディアムジギングまで幅広く対応できるオフショアジギングロッド。

  • 全長:6フィート3インチ(約191cm)
  • 適合ジグウェイト:およそ100g〜250g
  • タイプ:ベイト(スピニングではなく両軸)
  • 対象魚:タチウオ、マダラ、青物(ワラサ、イナダ)、根魚など

特に、重めのメタルジグを操作する釣りに向いており、東北・宮城近海のジギングでは非常に扱いやすい一本です。

SJはスロージギング 63はロッドの長さ6.3ft Bはベイトリール対応 3はパワー設定3のロッドという意味で、ヴァデルはパワー1~4までラインナップがあります。

宮城ではタチウオや青物時期の五目ジギングで100g程度のメタルジグの使用を指定される場合が多いので幅広く対応できる3番が最初の一本におすすめです。


■ タチウオジギング・真鱈ジギングで使って感じたこと

まず驚いたのは、ジグの対応幅の広さです。100gくらいの軽めのジグでも全然問題なく使えますし、200gオーバーのジグでもしっかり操作できます。しなやかさがちょうどよくて、ジグの重みを受け止めながらも無理なくしゃくり続けられました。

それと、ロッド自体がかなり軽いので、タチウオの繊細なアタリもきっちり手元に伝わってきて、「お、今のアタリだな」と確信を持って合わせられる場面が多かったです。タチウオジギングの場合アタリに気づけないとリーダー切れてしまうので、この反応の良さはうれしいです。

また軽さは快適に使用できるメタルジグの幅にも影響していて、本来の対応ウエイトは150g~260gとされていますが150gを下回っても快適に使用できました。

見た目のデザインもかなり好印象です。価格帯からすると、上位モデルのブラストと並べても違和感ない仕上がり。メタリックなブランクスと落ち着いたグリップがかっこよくて、ロッドスタンドに飾っても満足感を感じられます。

ただ、最初に使ったときは「ちょっと柔らかすぎるか?」と感じる場面もありました。特に青大き目の魚が掛かると、ロッドがしっかり曲がる分、少し頼りないような感覚があったのは事実です。でも、大きい魚もしっかり寄せられましたし、慣れて来ると安心してファイト出来ました。ロッドが魚の動きにしなやかに追従してくれる結果、バラシづらさにつながって釣果に貢献してくれています。


■ 実釣レビュー:マダラ・タチウオでの使用感

ダイワ ヴァデル 真鱈ジギングでの使用感

実釣では、まず冬の越喜来湾で真鱈を狙って使ってみました。

シーズン中の越喜来は大型の真鱈を数釣り出来ることで有名です。

当日はうねりも入ってたのですが200g~250gのメタルジグは快適にしゃくりつづけられましたね。水深70m以上でもしっかりと着底を感じられます。

途中90cmを超えるような良型のマダラが掛かったんですが、最初は「このロッドでいけるか…?」と心配に。でも、ファイトが始まるとロッドがしっかりと追従し、バット部の粘りが利いて、難なく浮かせることができました。最後の寄せまで安定していて、結果的に安心してやり取りできた一本です。

結果的に良型真鱈を15本以上上げて腕はパンパンになりましたがヴァデルのタフさを証明出来ました!

ダイワ ヴァデル タチウオジギングでの使用感

次に秋〜初冬のタチウオジギング。

指定ウエイトは100g~120gとロッドの推奨ウエイトをかなり下回っていましたが、快適に楽しめました。感度が高くてアタリを逃さず拾えるし、細かいアクションもよく伝わる。何より、しなやかさがタチウオにちょうどよくて、魚の動きに追従してロッドが曲がるので、糸ふけが出ずらくバラシ防止につながり、タチウオで心配なリーダーを切られることもなかったです。

この日もクーラー満タンになるくらい釣れて、大満足の釣行になりました。

今度はヴァデルで青物ジギングにも挑戦したいです!

タチウオ釣りに興味がある方はこちらの記事も


■ ネットの口コミ・評判まとめ

実際にこのロッドを購入したネット上のユーザーの声も紹介します。

「ヴァデルは価格の割に完成度が高くて驚きました。100gのジグから200g超えまで使える懐の広さが最高です。」(40代・男性)

「真鯛やサワラ狙いで使っていますが、ロッドのしなやかさがいいですね。しっかり曲がって粘るので安心してやり取りできます。」(30代・男性)

「上位モデルと比較しても、重さや感度の面で引けを取らないと感じました。デザインもシンプルで好みです。」(50代・女性)

「最初は柔らかすぎるかと思ったけど、慣れたらむしろ扱いやすい。ライトジギングもヘビーも1本でこなせるのが便利。」(40代・男性)

ネット上のレビューでも、ロッドの汎用性・しなやかさ・軽さ・価格とのバランスの良さが高く評価されていました。一方で、「大型青物にはもう少し硬さが欲しい」という意見もあり、用途によっては補完が必要な場面もあるようです。

■ 結論:ヴァデル SJ 63B-3は「万能型の船ジギングロッド」

タチウオから真鱈まで幅広く対応できるスペックに加え、ジグの重量幅も100g〜250gとかなり広い。感度の高さと軽量性も相まって、どんな魚種でも柔軟に対応できる懐の深さを感じました。

そして、見た目の良さと価格のバランスも非常に優秀。この価格帯でこれだけ使えるロッドは、そう多くないと思います。

これからジギングを本格的に始めたい方、あるいは1本で複数ターゲットに対応したいという中級者の方にも、自信を持っておすすめできる一本です。

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この記事を書いた人

宮城でメバル釣りからルアーフィッシングにはまり10年以上が経ちました。
船釣り、フラット、シーバスにも挑戦中です。

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